
あなたの友達に何人社長がいますか?
ウェブデザイナーやエンジニアの皆さんは
けっこう人付き合いが苦手・嫌いな人が多いと思いますが
ちょっとでも頑張れる人や、いや、むしろ好きです・得意ですという人は
手堅い最強の営業方法として
「社長及び決済者が集まる各種団体に入って貸しを作る」
という最強の営業方法をお勧めします。
所属団体のイベントで朝早くから椅子並べしたり
献血活動のお手伝いで誰よりも大きな声で呼び込みしたり
長い会議の議事録を翌日の朝までに作ってあげたり
仕事と全く関係ない活動ですが、これが結果的に最強の営業になります。
見返りを求めず一心に、
素直に真面目にみんなの役に立つことに集中すれば
必ず誰かが見ていてくれます。
必ずビジネスも応援される様になります。
くれぐれも最初から
「仕事ください・買ってください」
みたいな行為は避けてください。
みんなの役に立つ・貸しを作る行為は運の貯金と同じ。
すぐに回収しようとせず、マネタイズポイントを後回しにすればするほど
必ず大きな報酬になって返ってきます。
決済者が集まる各種団体
おすすめの団体をいくつか紹介しますが、
団体に所属・参加・活動する事が大変になる程
そこで作れるネットワークは強固になります。
逆に、たいして大変なこともなく、在籍してるだけみたいな団体は
ほとんど貸しを作るチャンスがないのでおすすめしません。
一番大変で一番効果的な「青年会議所」
全国各地に存在している青年会議所は
20歳から40歳の若手経営者や経営幹部、将来社長になるご子息など
決裁権に近い人たちが多く在籍していて
活動自体もめちゃくちゃハードで貸しを作るチャンスだらけ。
しかも、先輩後輩との交流も永遠にあるので、40歳で卒業した後も交流が続きます。
僕も30歳から40歳までの10年間、青年会議所に所属して
たくさんいろいろな経験をさせてもらい、できる限りみんなの役に立つ努力をしました。
その結果、今の会社があります。
青年会議所のつながりや友情はそれほど強いものです。
商工会青年部・商工会議所青年部
地域によって会員数や活動内容が大きく異なるけど
これも基本的に全国エリアで存在する団体。
「親会」と呼ばれる、商工会・商工会議所に事業所として登録(入会)する事が必須で
卒業年度は、
■商工会青年部:45歳
■商工会議所青年部:50歳
と、「何歳までが青年やねん!」と突っ込みたくなるくらいロングランの団体です。
ロータリークラブ
全国全ての市町村ではないけど、日本全国で2000以上のクラブがあり
8万人くらいの会員数を誇る大きな組織で、世界との交流も活発です。
卒業という概念がないので、ご年配の社長さんや会長さんが多く在籍しています。
地主さんやいわゆる「お金持ち」の方々が多い団体です。
近年は組織の若返りに注力しているので、
青年会議所を卒業したらロータリークラブ。という流れがあるほど
現役バリバリの社長さん・若手経営者も多く在籍しています。
ライオンズクラブ
ロータリークラブと同じ様な年齢層の方が多いのですが、
ロータリークラブが「寄付メイン」の活動に対して
ライオンズクラブは「実働メイン」の団体という感じです。
みんなの役に立つ・貸しを作るという観点でみれば
活躍する馬が多い団体かもしれません。
法人会青年部
法人会は日本各地の中小企業や個人事業主を会員の対象とした非営利団体組織で
その中の50歳までの方が青年部に所属できます。
地域に向けたイベントや奉仕活動ではなく、法人としての勉強会や
税法・雇用関連などのセミナー・勉強会が中心の団体です。
仕事とは関係ない活動をメインとする団体には所属しづらい方も
法人会という名前のもとでなら所属しやすい(会社や家族の理解を得やすい)うえ
マネタイズポイントも他の団体よりは早い(その分小さい)かもしれません。
その他、地域の各種経済団体
上記の他にも、探すと各地域に何かしら経済団体や経営者のコミュニティが存在します。
「自分の地元には何があるのかな?」とわからない場合は
地元の商工会や商工会議所に尋ねると教えてくれます。
(ついでに商工会・商工会議所に加入を促されますが)
なぜ団体所属なのか
各種団体で、共に汗を流し、時には共に涙を流す様な強固な関係性が作れれば
いざビジネスの話になった時、完璧な信頼関係が出来上がっているので
スムーズに話が進む上、基本的に値下げ交渉もされません。
さらに、自分自身に依頼する仕事がない時にも
「取引先の〇〇さんがホームページ作りたいらしくて…」という感じで
知り合いやお客さんを紹介までしてくれます。
もし今あなたが20代〜35歳くらいで、人付き合いが大丈夫なら
とにかく青年会議所に所属することをお勧めします。
全国津々浦々に決裁権を持つ人たちとの強い繋がりを作るチャンスが多い上、
ウェブデザイナーやエンジニアは、この手の団体が苦手な方が多いので
めちゃくちゃブルーオーシャン状態。
ほぼ独壇場で仕事をいただけたりもします。
もちろん、仕事を依頼されたらきちんと満足いただく仕事をすることは大前提ですが
100人の社長と友達になれる団体
は青年会議所くらいじゃないでしょうか。
100人の社長と友達になれたら
年収1000万円なんて、余裕で到達できます。